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2008/03/15 日記<ダイハツ・ムーヴ>
ダイハツ・ムーヴ
ムーヴ (Move) は、ダイハツ工業の生産するトールワゴンタイプの軽自動車である。ダイハツ・ミラ|ミラと共にダイハツの主力車種を担っている。
歴史
初代 L600系(1995-1998年)
* 1995年8月に初代ムーヴが発売。スズキ・ワゴンRの対抗馬として登場し、4代目ダイハツ・ミラ|ミラをベースにしていた。二輪駆動|FF車がメインだが、マニュアルトランスミッション|マニュアル車に四輪駆動|パートタイム4WD、オートマチックトランスミッション|オートマチック車にフルタイム4WDを用意していた。外装は、イタリアのデザイン会社I.DE.Aとダイハツの合作で、Aピラーからフロントバンパーに至るキャラクターラインとグリルレスのフロント廻り、縦型テールランプがデザイン上の特徴であった。当時のCMキャラクターはジャズピアニストの山下洋輔。
ワゴンRと異なる点はドアの枚数は5枚で利便性を重視し、リアシートにヘッドレストを装備、ターボエンジン搭載グレードの設定などが上げられる。ムーヴ登場によりワゴンRはターボ追加、装備充実など商品力強化を行い、今日までライバル関係が続いている。
エンジンは新開発のEF型DOHCエンジンを搭載し、ターボ仕様のみ4気筒JB型エンジンを搭載した。なおターボ仕様は2WDのみで、次のマイナーチェンジで4WDターボ仕様が追加された。
1996年9月にマイナーチェンジを実施しSRSエアバッグ、パワーウィンドウ、パワードアロックを全車標準装備、ターボ車は13インチベンチレーテッドディスクブレーキに変更された。3気筒DOHCターボ(EF-RL型)が新登場しSRに搭載された。従来の4気筒ターボエンジン搭載車はSR-XXとなった。ツートーンカラーオプションが設定されたが、シルバー車体のボンネット、エアロパーツを赤または黒のパーツを装備するものだったが不人気オプションで次のマイナーチェンジで消滅した。
1997年6月にマイナーチェンジを実施し、人気挽回策としてヤング層にアピールするべくスポーティモデルの「カスタム」シリーズ(通称“裏ムーヴ”)を追加した。これに伴ない、従来のシリーズは標準車(通称“表ムーヴ”)と呼ばれた。カスタムはメッキグリルとフラッシュサイドのフロントフェンダーが特徴で、アメリカンミニバン風の悪っぽいイメージから人気車種となった。もっとも、標準車の個性的なデザインになじめない保守的なユーザーを取り込んだことも好評の要因である。
1997年7月に福祉仕様としてムーヴスローパーとムーヴフロントシートリフトが追加された。ムーヴスローパーはリアサスペンションが下がり、スロープが出てくることによりリアに車椅子のままスロープを利用して乗車可能としている。スローパーはスペアタイヤの収納場所の確保が難しかったことから、初代、二代目はSUVの様にテールゲートにスペアタイヤが取り付けられていた。
グレード名はミラ(CL、CX)とアトレー(SR)から流用していた。また4WD車にはZ4など当時のRVブームに沿った専用グレードも登場している。
1997年12月にマイナーチェンジ実施。4気筒JBエンジン搭載のエアロダウンカスタムXXが追加され、SRが消滅、SR-XXは3気筒EF型エンジンに変更された。装備面の見直しが行なわれアルミホイールの標準装備化や内装の充実がはかられている。 2代目 L900系(1998-2002年)
* 1998年10月に軽自動車の規格改定にあわせ2代目にフルモデルチェンジ。これまで通り標準車とカスタムの2本立てとなっているが、標準車は2000年10月のマイナーチェンジの際に「カジュアル」という通称が付けられた。初代よりドアを流用している。
標準車のデザインは、エクステリア・インテリア共にジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインが担当。カスタム/RSは標準車を基本にダイハツ社内で手を加えたもの。従って、前期型標準車のカタログにはジウジアーロのサインが入っていた。
2代目は軽の中で群を抜いた居住空間の広さや開放感、視野の広さで好評だった。特にフロントガラスの傾斜・42度は、開放感を引き出す絶妙の角度と語り草になっている。
ムーヴは女性ユーザーが多い事から過去ミラに設定されていたハローキティバージョンが設定されている。最初はカジュアルにハローキティバージョンが設定されていたが、マイナーチェンジでカスタムに設定が変更された。ミラTR-XX、ムーヴカスタムなど男性向け設定でありながら購入層は女性ユーザーが意外と多いという現れである。
1999年5月ムーヴ ハローキティが発売された。CLをベースにキティ仕様のエンブレム、デカール、メーターパネルが装備されている。同時にムーヴスローパーとムーヴフロントシートリフトが追加された。
1999年12月 マイナーチェンジを実施しカジュアル系でJB-DET型4気筒DOHC16バルブインタークーラー付ターボエンジンを搭載したSR-XXが消滅し、代わりにEF-DET型3気筒DOHC12バルブインタークーラー付ターボエンジンのCRが登場した。カスタム系はルーフレールを省略し廉価としたエアロダウンカスタムSを追加している。他のグレードも木目調インパネの採用など内外装の充実を図っている。
2000年10月 マイナーチェンジを実施し、カスタム系はフロントデザインを一新しヘッドランプとフォグランプが繋がったデザインのライトとなり、テールランプが若干長いデザインになった。またハローキティ仕様はカスタムベースに変更された。カジュアル系はセンターグリルを装着するというマイナーチェンジを行ったが、ジウジアーロ本人のイメージとかけ離れていたためにサインは削除された。また、マイナーチェンジの時点でFF車専用のEF-SE型3気筒直動式SOHC6バルブEFIエンジン仕様車および同FF車専用の3速コラムAT仕様車が廃止されている。
2001年1月にはクラス2番目(クラス初はネイキッド)のディスチャージヘッドランプを採用したRSを追加、1ボディ3フェイスのバリエーションとなる。
2001年10月にマイナーチェンジを実施し、安全装備の充実とお買い得なパルコが追加され、同時に車種体型を整理した。RS-XXが登場している。 3代目 L150系(2002年-2006年)
* 2002年10月15日 3代目にフルモデルチェンジ。標準車はカジュアルで上質感のある内外装デザインに対し、カスタムは若者向けの先進的でスポーティな内外装デザインとしていた。また、新開発のプラットフォームにより、従来モデルを凌ぐスペースユーティリティを確保している。
室内空間が広がったため福祉仕様のムーヴスローパーのスペアタイヤ設置場所がテールゲートから室内に変更された。詳細は初代の欄も参照のこと。
2003年5月、9月、12月 に特別仕様車が追加され装備充実が行なわれた。定期的にナビゲーションシステム搭載仕様を追加し、販売促進が行なわれている。
2004年8月23日 派生車のダイハツ・ムーヴラテ|ムーヴラテ(L550 / L560系)発売。若い女性を意識した丸みのある外観になっている。また、標準車やカスタムとはシャーシを共有せず、専用シャーシが与えられ、乗り心地や走りの質感が向上している。
2004年12月24日 標準車/カスタムがマイナーチェンジ。内外装のデザイン変更や環境性能の向上、グレードの整理などの変更を行った。
2005年8月26日 発売10周年を記念して特別仕様車「VS」を追加。当初はカスタムのみだったが、遅れて標準車にも追加。 4代目 L175系(2006年-)
* 2006年10月5日に4代目へフルモデルチェンジ。外観デザインは軽トールワゴンでは珍しくフロントから流れるワンモーションフォルムとなっており、3代目に比較してホイールベースが100mm拡大され、居住性を向上させている。リアシートの座面は高く、前後に大きくスライドが可能。また、初代にみられたAピラーからフロントバンパーに至るキャラクターラインも復活している。
標準車とカスタムでは従来モデル以上に外観の差別化を図り、幅広いユーザー層の取り込みを狙う。既にダイハツ・エッセ|エッセやダイハツ・ソニカ|ソニカで採用されている新開発のダイハツ・KF型エンジン|KF型3気筒DOHC12バルブエンジンを全車に搭載(これに伴い4気筒のJB-DET型エンジンや既存の3気筒のEF型エンジンを廃止)、一部グレードには無段変速機|CVTを採用して燃費向上を図る。なお、標準車には5速マニュアルトランスミッション|MTの設定もある。
カスタムは一部グレードを除き、プロジェクター式ディスチャージランプを標準装備。但しヘッドランプウォッシャーは装着されない。
VSC、プリクラッシュセーフティシステムなどの安全装備が設定されたが、装着できるグレードは限られる。
シャシ_(自動車)|シャシは7代目ダイハツ・ミラ|ミラ(L275/285系)と共通である。なお、3代目の派生モデルであるダイハツ・ムーヴラテ|ムーヴラテは別車種として扱われ、継続販売。 モデル
燃料電池自動車
ダイハツでは電気自動車を開発した技術力を元に、早くも1972年から燃料電池自動車を開発、ムーヴもそのベース車になっており、2種類が登場した。2005年からはタントFCHVも登場している(トヨタ・FCHVも参照)。
ムーヴEV-FC
初代をベースとして1999年に登場。メタノールを改質して水素を抽出する「メタノール改質式」を採用した。
ムーヴFCV-K-2
2代目をベースとして2001年に登場。トヨタ自動車との共同開発で高圧水素タンクを搭載する。2003年に国土交通大臣認
定を受けて公道走行を開始。リコール情報
2007年11月26日、国土交通省にダイハツ・エッセ|エッセ・ソニカ・ムーヴのリコール (自動車)|リコールが届けられた[リコール・改善対策情報]。
脚注
関連項目
*ダイハツ・ムーヴラテ
ダイハツ・ミラ
ダイハツ・MAX
ダイハツ・タント
ダイハツ・ソニカ
スズキ・ワゴンR外部リンク
ムーヴ【ダイハツ】
ムーヴカスタム【ダイハツ】
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