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2008/04/10 日記<ダイハツ・コペン>
ダイハツ・コペン
コペン (Copen) はダイハツ工業|ダイハツが生産する二人乗り軽自動車|軽オープンカー。
スタイル・機構
軽市販車では世界初となる電動油圧ポンプによる開閉式ルーフのアクティブトップ(いわゆるクーペカブリオレ)と、脱着が可能な樹脂ルーフのディタッチャブルトップ(2007年9月廃止)がある。
47kW(64馬力)を発生する4気筒DOHCターボチャージャー|ターボダイハツ・JB型エンジン|JB-DETエンジンを搭載。現在発売されているダイハツ車でこのエンジンを搭載している車種は唯一このコペンのみである。
トランスミッション|変速機は4速オートマチックトランスミッション|ATと5速マニュアルトランスミッション|MT。
駆動方式は前輪駆動|FFのみ。
ダイハツ・リーザスパイダー|リーザスパイダー生産中止以来、約9年ぶりのダイハツ軽スペシャリティである。その可愛らしいルックスや軽自動車の維持費の安さから人気が高く、発売当初は注文が殺到した。また、コペンはスポーツカー要素よりも軽オープンカー要素を重視しており、一般の人にも気軽に乗ることができ、老若男女幅広い層から支持されている。スタイルを重視して造られているためか、最低地上高が従来のダイハツ車より低い(105mm)。購入する際には、駐車場や近所の踏切の形状(出入りの際の段差)などを検討した方が良い。独特のルーフシステムは、ドイツのべバスト(Webasto)社とイタリアのピニンファリーナ社が共同で設立したOASys(Open Air System)社の手によるものである。
輸出仕様
海外での評価も高かったことから、2003年9月より輸出を開始した。主に右ハンドル・左側通行のイギリス(中止)やオーストラリアへ輸出されている(た)が、660cc仕様は左ハンドル・右側通行のドイツにも右ハンドルのままで輸出されていた。
参考リンクその後、2005年より欧州向けにNA1.3L・左ハンドル仕様が製作され、輸出が開始された。現在のところ、1.3L普通車仕様の日本への投入予定は無いという。輸出仕様(右ハンドル・左ハンドルとも)1.3Lエンジンはダイハツ・ブーン|ブーンなどに使用されているものと(表記方法の違いによる出力差はあるものの)基本的には同一のK3-VEである。また、輸出仕様の変速機はMTしか用意されていないが、最終減速比が異なるだけで同一の変速機である。仮に逆輸入しようとした場合、左ハンドルのヨーロッパ仕様(ドイツやイタリア仕様)の車体だけで約280万円、右ハンドルのニュージーランド仕様でも300万円程かかる。現地からの輸送費や排ガス検査費用、日本の法規への対応(左ハンドル車のヘッドライト等の部品交換)を含めると、非常に高額になってしまうが、大きさはそのままで「白ナンバー」+「左ハンドル」の組み合わせのコペンというだけでそそられる者は少なくないであろう。ちなみに、日本に一番近い左ハンドル車が輸出されている国は台湾である。
歴史
ショーモデル(1999年〜2002年)
1999年の東京モーターショーに「KOPEN」として参考出展された。[http://www.daihatsu.co.jp/33motorshow/3_cars/4_kopen/styling.htm]
2001年、モーターショーに市販化を目前として出展された[http://www.toyota.co.jp/motorshow/2001/motorshow2001/line_up/copen/index.html]。なお、市販車と違い、サイドにもCopenエンブレムがあり、エアディフレクターがスモークで「Copen」の刻印され、オープニングカバーも電動だった。 初代(2002年〜)
2002年6月19日発売。標準仕様はアクティブトップ/ディタッチャブルトップ。型式はLA-L880K(149.8万円(税込157.29万円))。
ミッションはスーパー5マニュアルトランスミッション|MT(5速MT)/スーパーアクティブシフト付電子制御式4オートマチックトランスミッション|AT(4速AT)から選択。
初期メーカーオプションは以下のとおり
Gパック(プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ、2DIN CD/MD・AM/FM付ステレオ+フロント2スピーカー(16cm)、イモビライザーシステム(盗難防止システム))
スポーツパック(2007年廃止)(ショーワ製スペシャルチューンドサスペンション、リアパフォーマンスブレース、サイドデカール(Copen-S))
レザーパック(本皮製スポーツシート(赤レザー・シートヒーター付)と専用ドアトリム、MOMO製本革ステアリングホイール(エアバッグ内蔵))
寒冷地仕様(2003年3月よりカタログ記載)(シートヒーター、大容量バッテリー、高濃度クーラント、エンジンアンダーカバー)
オープニングカバー(脱着式)
フロントスーパーLSD(MT車のみ)
ディタッチャブルトップは、2002年9月発売となり、アクティブトップでメーカーオプションの「スポーツパック」とリヤスポイラーが標準装備され、ロールバーがメーカーオプション扱いとなっていた。* 2003年7月23日特別仕様車「1st ANNIVERSARY EDITION(ファーストアニバーサリーエディション)」を発売(165.8万円(税込174.09万円))。
アクティブトップに本皮製スポーツシート(タン・シートヒーター付)と専用ドアトリム、MOMO製ウッド&レザーステアリングホイール(エアバッグ内蔵)が装着されたもの。
同時に新たなオプション設定として、シートヒーター(全車)と、黄/黒および赤/黒の「カラーオーダーシート(ヒーター内蔵)」(アクティブトップ車)を追加。
2003年12月、ボディカラーとして、DC-ブラックマイカは廃止された。
2004年5月、排ガス規制の変更に対応し、型式がABA-L880Kに変更された。* 2004年6月2日特別仕様車「2nd ANNIVERSARY EDITION(セカンドアニバーサリーエディション)」を発売(169.8万円(税込178.29万円))。
アクティブトップにレカロシート(布張り・ヒーター付・赤/黒)、専用ドアトリム(赤)、MOMO製本革ステアリングホイール(エアバッグ内蔵・赤/黒)、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプが装着されたもの。
また、従来の「1st ANNIVERSARY EDITION」は「TAN LEATHER EDITION(タンレザーエディション)」と名称を変更して継続される。
同時にボディカラーとして、DC-スチールグレーメタリック、DC-シャンパンメタリックオパールを追加し、全9色とした。
2006年6月14日特別仕様車「ULTIMATE EDITION(アルティメットエディション)」を発売(180万円(税込189万円))。
アクティブトップをベースにアルカンターラレカロシート(オレンジ/黒、ヒーター付)、MOMO製本革ステアリングホイール(オレンジ)、専用ドアトリム(オレンジ)、ビルシュタイン製ショックアブソーバー、BBSホイール|BBS製15インチアルミ鋳造ホイール、リヤパフォーマンスブレースを装備している。
ULTIMATE(アルティメット)とは、英語で「究極の」や「最後の」という意味があるが、カタログでは“「究極」の名を持つCopen”と謳っている。
同時にオプション設定の黄/黒および赤/黒の「カラーオーダーシート(ヒーター内蔵)」(アクティブトップ車)は廃止。
2nd ANNIVERSARY EDITIONのレカロシート(レッド・ブルー・グレー)はオプション設定として継続販売。* 2007年9月10日特別仕様車「ULTIMATE EDITION II MEMORIAL(アルティメットエディション2メモリアル)」を発売(185万円(税込194.25万円))。
ULTIMATE EDITIONの装備に加え、内外装を更に充実させたダイハツ100周年記念特別仕様車(伴ってULTIMATE EDITIONは廃止)。また、年内注文分(12月26日注文分)には、シリアルナンバーが刻印されたプレートが運転席側ドアトリムに装着される。
ULTIMATE EDITIONの ビルシュタイン製ショックアブソーバー、BBSホイール|BBS製15インチアルミ鋳造ホイール、リヤパフォーマンスブレース、専用レカロシート、専用MOMO製本革ステアリングホイール、専用ドアトリムはそのまま継続装備され、レカロシート、MOMO製ステアリング、ドアトリムのカラーが、オレンジとキャメルの2色から選択が可能になった。
他、内装としては、ホワイトメーター、シャインブラックセンタークラスター&レジスターベゼル、メッキインナードアハンドル、シリアルプレート(2007年内受注分限定)が追加。外装としては、ブラックメッキフロントグリル、クリアクリスタル リアコンビランプ、アルティメット専用サイドエンブレム、クリアハイマウントLEDストップランプ&クリアボディサイドターンランプが追加された(ビルシュタインのエンブレムは新ロゴのものに変更された)。
伴って、ボディカラーとしてDC-ダークレッドマイカが追加、DC-シャンパンメタリックオパールが廃止された。
同時に、ディタッチャブルトップが生産終了。他、オプションアクセサリーに細かな変更(ブラックメッキエンブレムセットやカラーレジスターパネルの追加、その他一部オプション廃止)が為された。
なお、メーカーオプションの「スポーツパック」は2007年上半期に廃止されていた。ボディカラー
2002年6月〜
ホワイト<056>
DC-ブライトシルバーメタリック<S28>
DC-シャイニングレッド<R40>
DC-パールホワイトI<W16>(特別設定色(メーカーオプション))
DC-ブラックマイカ<N05>(特別設定色(メーカーオプション))2003年12月廃止
DC-ジョーンヌイエロー<Y07>(特別設定色(メーカーオプション))
DC-ダークグリーンマイカ<6Q7>(特別設定色(メーカーオプション))
DC-ダークブルーメタリック<B42>(特別設定色(メーカーオプション))2004年6月〜
DC-スチールグレーメタリック<S30>(特別設定色(メーカーオプション))
DC-シャンパンメタリックオパール<T17>(特別設定色(メーカーオプション))2007年9月廃止2007年9月〜
DC-ダークレッドマイカ<R54>(特別設定色(メーカーオプション))DCとはDouble Clear塗装の略で、ホワイト以外はクリア塗装を2回繰り返す5層コートを採用することによって、より深みのある艶やかな輝きを実現している。また、ボディ保護や耐性が上がるとはカタログでは一切記述されていないため、誤解してはならない。製造
ダイハツ本社(池田)工場第2地区 「エキスパートセンター」
「D'sus」(ダイハツ社内の技能認定制度)2級以上を取得した熟練技能者による手作業である。車名の由来
Compact Openから。
なお、ショーモデル時代の英語表記はKOPEN(K・OPEN=軽オープン)だった。同社の過去の名車「ダイハツ・コンパーノスパイダー|コンパーノ」の名称の復活も検討されていたが、ダイハツ・新宮会長が「昔の名前で出ていくのはだめだ。新しいのを用意しろ。たとえば軽(K)のオープンだからコペン(KOPEN)でどうだ」と言ったことから、コペン(KOPEN)となった。後に、輸出も睨み、日本独自の規格である軽自動車のKからコンパクトカーのCに変え、Copenに落ち着いた。その他
ダイハツのCMの最初の「Innovation for Tomorrow」(2007年2月まで「ワンダフルスモール・ダイハツ!」)という部分で一瞬でロゴを横切っているのはこの車である。DAIHATSUカスタマイズブランドのD-SPORTは、コペン用のカスタマイズパーツを多数ラインアップしている。
メーカーオプションにかつてあったスポーツパック(2007年廃止)のスポーツサスペンションを製造しているショーワより、カスタムパーツとして車高を+15mmにして乗り心地を重視したSHOWA TUNING COMFORTサスペンションが発売されている。2005年、東京モーターショーなどにコンセプトカーとしてボディを拡大し、1.5リットルエンジンを搭載した「コペンZZ」を出展した。それ以降、披露されていないため発売はされないようだ。2007年、コペンと同様の軽規格で、直列3気筒|3気筒無段変速機|CVT、ルーフが3分割収納、液晶サンシェイド搭載の「OFC-1」が東京モーターショーにて出展される。新型コペンではないようだが、市販化が決定されるとなれば、事実上の後継車になるようだ。市販化の際には、液晶サンシェイドのコストが大きいため廃止され、コペンと同様ルーフは車体と同色になる可能性もある。関連項目
* ダイハツ工業
ダイハツ・オプティ