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2008/05/14 日記<スバル・アルシオーネSVX>
スバル・アルシオーネSVX
スバル・アルシオーネSVX(Alcyone SVX)は、富士重工業が1991年9月に発売を開始した5人乗り2ドアクーペタイプの乗用車である。
概要
日本国内向きにはスバル・アルシオーネ|アルシオーネの2代目にあたるが、海外では単にSVXという別モデル扱いをされる。国際性のあるグラントゥーリズモと位置づけ、開発のポイントとして、先代の高い空力性能は引継ぎつつ、悪天候下における安全性を兼ねそろえることが目標とされ、240psを発揮するEG33型3300cc水平対向エンジン|水平対向6気筒エンジン(スバル・レガシィ|レガシィ ブライトン220用EJ22型水平対向4気筒SOHC16バルブ2200ccをベースに2気筒追加し、ヘッドを狭角DOHC化したもの)と、力のモーメント|トルク配分式四輪駆動|4WDシステムを搭載した。尚、総排気量が3300ccとされたのは、3000ccターボチャージャー|ターボエンジンと比較して、「GTには自然吸気のフィーリングのほうが相応しい」という理由から、3000ccに1割増しの余裕が与えられたためである。尚、スポーツカーさながらのスタイルを持っているものの、スペシャルティカーという設定とされた為、マニュアルトランスミッションは設定されなかった。また、先代モデルのデザインセンスを叩かれたことからジョルジェット・ジウジアーロにエクステリアデザインを依頼したが、ジウジアーロが同社の群馬製作所に試作車を見に来た時に、自分の描いたデザイン画とあまりにも違う仕上がりを見て、何も言わずに帰ってしまった。サスペンションをストラットタイプにしてしまったせいで、ジウジアーロのデザイン通りに出来なかったのが理由だと言われている。
また、グラスtoグラスのキャノピーは、ドアガラスがルーフ面にまで回り込む形状のデザインでサイドウィンドウ全体を開閉できないため、その一部だけが切り欠くように開閉するという斬新なミッドフレームウインドーを日本で初めて採用した。意欲的なコンセプトとメカニズムを持った同車であったが、スバルというブランド自体が当時の高級GT市場の顧客と結びつかず、販売面では苦戦を強いられた。高年次車は販売台数が伸びなかったため、販売価格と内容をともに落とすモデルとなった。国内販売台数は生産終了までの期間で僅か5,884台、海外輸出分を含めた総生産台数は2万3,750台ほどに留まった。1996年12月、バブル景気|バブル崩壊による高級車(特に2ドアクーペなどのスペシャリティモデル)市場の冷え込みと、スバル・レガシィ|レガシィの大ヒットにより、スバルのイメージリーダーカーとしてのアルシオーネは役割を果たしたとし、生産ラインをスバル・フォレスター|フォレスターに譲り生産終了となる。
車名の由来
SVXとは、「Subaru Vehicle X」の略。スバルが提唱した「グランドツアラー」を象徴した呼び名である。尚「アルシオーネ」については、スバル・アルシオーネ#名前の由来を参照。
グレード・輸出仕様と日本仕様の相違など
Version L =型式CXD 生産台数1905台 1991年9月〜1992年9月 舵角センサー感知による電動四輪操舵|4WS
Version E, S3, S4など=型式CXW 外観では内装以外に区別できないが、操舵系が大きく異なり、全く別の車といえる。最も台数が少ない仕様はCXD SRS(サンルーフ付)レッドマイカ色で僅か 45台のみ生産された。CXD全体の生産台数が少ない事もありレッドマイカは115台に留まり生産月は通算6ヶ月のみであった。* S3やS4などの後期開発モデルのオートマチックトランスミッションはレガシィ用をベースとしていたが、Version LやVersion Eはレオーネ用をベースにしていたため、耐久性に問題があった。* 輸出専用バージョンが多く製造された。ファイナル比が異なり最高速度が若干違うが200km/h以上で巡航が可能。アメリカ仕様の4WDは、日本仕様で採用されていたVTD-4WDではなく、旧スバル・アルシオーネ|アルシオーネに搭載されていた直進性に優れたACT-4が採用された。また最廉価版である二輪駆動|2WDバージョンも存在した。
主な輸出国:アメリカ合衆国|アメリカ、イギリス、ドイツ、オランダ、ルクセンブルグ、ベルギー、スイス、フランス、スペイン、オーストリア、オーストラリア、ブラジル、イスラエル、タイ王国|タイ。4WDシステムは各国の道路事情でACT-4またはVTDが採用されている。その他
自動溶接38%、手溶接62%、溶接打点5000ポイント以上(更に増打ち工程がありプラスαがあった)他車>4000程度。現代の車作りで二度とこのような事は行われない。骨格部分のみ精度の向上の為一括自動溶接している。
当時世界最高厚の厚め付け亜鉛メッキ鋼板が使われた。
艤装精度は他の車種の50%増し ガラスとボディーのピンとの穴はわずか0.2mmの誤差しか許容されていない。
90%がオリジナル部品で互換性が他の車種とない。一般的な規格ねじ類を除くとほぼ100%、オーディオのコネクターまですべてオリジナルで、他のスバル車との共通性はない。ショックアブソーバーの径はどの国産車とも異なり10%程太くアフターパーツも存在しない。(日本車(エアサスを除く)の円筒の径は基本的に同じ)
耐寒、耐熱、高速試験に世界中で延べ100万kmにわたる実走試験を行っている。
この時代のスバル車にしては珍しく、ホイールのPCDは100ではなく日産の同クラスと同じ114.3となっている。関連項目
富士重工業
スバル・アルシオーネ
スバル・レガシィ
パラダイス山元 - マンボ奏者。富士重工元社員で、SVXのデザインに関わっている。
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